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大連では二日間、妻の知り合い世話に同行していただき、移動も食事もずっとお世話になり楽ができた。
その後最後の1日は私たち夫婦だけで観光した。 私は中国人である妻に全て‘丸投げ‘で気楽だった。 普段はおおらか、というか大雑把な彼女だが、観光地やレストランに行く際は、ことのほか慎重だった。 曰く、中国人といえども、見知らぬ土地では、ぼられたり騙されたりすることが当たり前。ホテルでは泊まる前に値段の交渉やサービスの確認は必ず必要だし、レストランでは、メニューがなければ店を出る、とのこと。 確かに。 ホテルの部屋にお金を置き忘れれば小銭であってもなくなってしまうのが通常だし、千円でおつりが出るようなアクセサリーも平気でなくなる土地柄だ。メニューを持ってこない個人経営と思しき食堂はあまたある。 中国語を一切話せない日本人旅行客が1人で大連の食堂に入り、従業員の勧められるまま注文をしたら、麺類が2000円、アワビが1個3000円等々、おまけにこのアワビ料理は皿もセット販売になっていて、皿代に8000円ふんだくられた、なんて話を知人の知人の実話として聞いたことがある。 中国の露店で、値段をつけて品物をならべるのは正直な部類。客のなりを見て値段を言う、というかつける習わしだから、中国に行って値切って買ったよ、と自慢げにいう日本人の話を聞くたび、現地の人が買い物をしたら、その半分くらいで買えるんだろーなー、と思ったりする。 妻とその知り合い筋のお蔭で、大連では騙されることなく、恐らくはぼられることもなく、犯罪に巻き込まれることなく、日本に行く日を迎えた。 アルバイトEX PR |
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