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中国人が心待ちにしている春節の季節になった。
春節、というと、花火や爆竹を派手に、いたるところでドンドンバチバチやるので御馴染だろう。 中国に住み始め初めてこの季節を迎えた頃は、これを楽しみにしていた。 だが、すぐに嫌いになった。 本来、ご先祖様をお迎えし、悪霊を退散させるため花火や爆竹をすると聞いていた。 だが見るところ、単に日頃の鬱憤晴らしでやっているようにしか見えなかった。 大量に花火類を購入し、羽振りのいいところを見せたいお(小)金持ちたち。 片側4車線の公道で、目立ちたいのか、スリルを楽しみたいのか、大声を上げて爆竹に火をつけ、轟音を発する花火を打ち上げる馬鹿者、もとい若者たち。 駐車場や、バスの操車場で、平気で花火・爆竹を楽しむ家族連れ達。 自分たちは安全なように、風下に向けて発射するのだが、その先が家屋であろうが、車があろうが、時には他人がいようがお構いなしだ。 こういう感覚の持ち主が大勢いて、こういう大人たちに育てられれば、いかに立派な学校を優秀な成績で卒業し、人民解放軍のエリートになっても、世界の安全と母国の発展を真剣に考えられる教養ある軍人になれるとは思えない。 愛国無罪、魚釣島わが領土(と教え込まれ、疑う智力が無いからだが)を侵す日本鬼子に、レーダー照射をしても、共産党に褒めれこそすれ批判されるはずがない、と軽い気持ちでレーダーを照射したのではないかと想像する。 今まで、米軍や東南アジアの戦闘機や軍艦に何度もそれをやってきたのだから、日本に対しても、これが初めてではないのではないか。 若いころは、中国を礼節の国、と思っていた。何人もの中国人を教え、接する中で、礼節に縁遠い人が多すぎるのに戸惑った。 中国で住みはじめて、偉い人の前に出るか、自分の利になるときにしか礼節にのっとた行動をとらないのが、今の中国人のほとんどだと気づくのに時間がかからなかった。 弱みを見せた他人様には無尽蔵に反省を求めるが、自らは反省をすることのない、厚顔無恥な、実に厄介な隣人である。 急募 転職 PR |
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