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北京でいろいろ見て回った。王府井、北京動物園、天安門、孔廟、等々。
中国人民抗日記念館にも、中国人が日本と日本人をどうとらえているか知る手掛かりになると考え、行ってみたいと妻に伝えた。 彼女は行きたくないという。 日本人である私を気遣ってくれたこともある。と、同時に、彼女自身行きたくないという気持ちが大きかった。 中国人は今でも、第2次世界大戦で、非道な日本軍に筆舌に尽くしがたいダメージを受けたことを覚え、学び、怒っている。 そして少なからぬ彼らは、自分の政府がいつも嘘をつき、中国共産党は決して人民の為に働いていないことに気付いている。 件の記念館も、信用と鑑賞に足りるところではない、と妻は言い、観光バスを見つけ、お決まりのコースを観光することにした。 まあ、正直、万里の長城以外は、あまり感銘を受けなかったし、記憶もない。 鮮烈に覚えているのは、ただ一つ。 多くの観光地で、物乞いの子供たちが、少々オーバーに言えば、50mおきにいたことだ。 彼らは、貧乏な家の子とか、失業者の子なのか、と妻に聞いた。 違います、と答えた。 農村などで誘拐され、「親分」に物乞いを強制されている、とのこと。 治安の厳しい天安門ではこの子たちを見なかったが、ほかではたくさん見た。 2005年、中国の経済はますます発展し、日本のGDPをすっかり射程に入れ始めた夏の北京観光であった。 ド短期アルバイト PR |
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