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タウンページを開けて、大きそうな不動産屋を探す。
先だってポスティングの仕事でトラぶった、住友不動産にだけは自分のマンションを売るか貸すかの管理はするまい、と思いながらページを繰った。 大きな広告を打っている会社から連絡することにした。 広告を出す、ということは取り敢えず営業に熱心だろうから連絡を取ってみようと考えたのも事実。 それと同じ位考慮したのは自分の視力の都合。糖尿病網膜症と白内障のために、ハローページの小さい文字が読みづらくなっていた。 大きな広告に記された電話番号なら、それを見ながらダイヤルができる。 ○ンチュリー21というところに電話をしてみた。 大いに乗り気になってくれた。早速お伺いしてお話を伺いたいと仰る。 一生懸命仕事をしてくれれば、どの不動産屋でも構わない、と思っていたので、暇な日時を伝え、訪問をしてくださる日を待った。 急募 転職 PR |
マンションを売ろうか貸そうかは、不動産屋が提示する、というか提案する値段を聞きながら、任せられる相手か判断することにした。
まずは手近で、このマンションを買った不動産屋に商談をすることにした。 地元に根を張る所だから、買い手なり借り手がついてからは、仕事は任せられるように思った。 地元密着だから、お客さんも、この地域に住みたい、という意志が明確、とのこと。 だが、裏を返せば、○○の条件だけど場所にはそうこだわらない、というお客さんの目に留まることもなさそうだ。ネットも使ってなかったし。 お店の方々は大変親切にしてくださったので、ここにお任せしたい、という気持ちは強かった.提示された価格も、相場通りであり、ふまんはなかった。 しかし、顧客集めに不安が残ったのと、もう一二軒不動産屋を回ってから決めることにした。 ド短期アルバイト |
中国への移住を決めた以上、住んでいる日本のマンションを、どうにかしなければならない。
売ってしまって、現ナマを手に、きれいさっぱり日本をおさらばするのも、いいかも。 でもここを買って、まだ1年とちょっと。愛着はあるし、中国で万一があったら、帰る所が完全に無いのも心細い。 貸すのがいいかな。 だけど、人様に部屋を貸したことなどないし、国外から、自分で管理することはできないだろうし。 色々思案しても、自分の頭だけでは答えが出ない。 取り敢えず、売るにしても、貸すにしても、相場というものを知らなきゃ、と思った。 塾務めだから、AMはあいている。勤務日のAMと休日は、K戸一帯の不動産屋を回り、貼り付けてある物件の情報調べた。 パソコンを使えれば、少し検索すればすむことだ。しかしあのころはパソコンに触れたことなどない原始人だった。足で情報を手に入れるよりなかった。 1週間ほどで、大体の相場が解った。 売るにしても、貸すにしても、信頼できて、より有利に取引できる不動産屋を探すことにした。 未経験 派遣 |
中国に帰国している妻の口座に、マンション費用を振り込んだ翌営業日のPM,ちゃんとお金が届いたか妻にドキドキしながら問い合わせた。
大変嬉しそうに、今日のAM届いたという。明日、円を人民元に換えて、手付金を払う運びだという。 中国の、一部大金持ちは、何軒もへっちゃらで投資用に億ションを買っていたが、中産階級にとって住宅を買うことは、一生のうちの大事業だ。日本人と結婚をして、ゴーセーなマンションに住むことは、大いに面子が立ったのだろう。 その時は6月だった。 月が替わるころには、内装なども目鼻がつくので、見に来ましょうよ、と言われ、そうすることにした。 まだ、なんとなく、中国に住み始めようという実感がなかった。しかし、仮契約を済ませ、明日手付金を払う、という具体的な予定が決まってくるに従って、ああ、離国の準備をしなくちゃなあ、と考えるようになった。 アルバイトで講師をしていた塾にも、辞めるひと月前にはお知らせしなければならない。 塾の都合や、飛行機のチケットの手配、家財道具の処分、現在住んでいるマンションの処理、等々を整理して進めていかなければならないことを、やっと実感し始めた。 ド短期アルバイト |
幾つかの書類をそろえて、銀行の窓口で提出した。
すると窓口の職員から上席の職員に代わって、私を応対された。 この銀行の支店にも、たまたま口座を持っていたが、メインバンクは他の支店ではあった。 この職員が、この支店の口座から送金したほうが色々と便宜を図れると仰る。 釈然とするようなしないような話だっだが、了承した。 自分の口座同士でも、振込・振替をすると、同銀行別支店への送金だから、手数料が必要。また、窓口でお金をおろしまた預けるのは時間がかかるますが、と言われ、さっそくATMへ。 1回でおろせるお金は50万円までだったか100万円までだったか。 とにかく何回もATMを操作して、やっとお金を移せた。 再び窓口に行き、外国送金の手続きを始めた。 書類がかなり面倒臭い。すべてアルファベットで記入するので、間違いがないか、気を使った。 すべてが終わり、マンション費用分にお金が私の口座から旅立っていった。 後は妻が‘持ち逃げ‘をせず(^^#)、無事購入するのを待つばかりとなった。 急募 転職 |
そう大きくないお金を日本から外国に送金するのは、まあ、審査は簡単。しかし、家を一軒買うような纏ったお金だと、銀行側も慎重だ。口頭の説明では済まない。
妻の口座に振り込むのだから、妻が私の妻である旨、証明しなければならない。これは、戸籍謄本を取り、それから中国での結婚証をコピーして提出すればよい。 お金の用途も説明する書式が必要だ。 マンションのパンフレットを中国からFAXさせればOK,と思っていたが、妻に問い合わせると、それらしきものがないとのこと。 うん百万もする買い物なのに、パンフがないとは幾ら中国での事象、といってもたまげた。 それでも、どうしても必要だからと、妻に言い、その後、手書きに等しい、パンフとは全く言い難い書類が送られた。 当時は、ややもすると、毎日物件の値が上がっていたので、不動産屋は、値を書き込むようなパンフを作りたくなかったのだろう。 言い値、というか、時価、というか。 高級お寿司の店じゃあるまいし。 漸く書類が届き、それらを携え、また銀行へと足を運んだ。 紹介予定派遣 仕事 |
中国に送金をするにあたって、外貨預金の専門家、と思っていたCバンクに問い合わせてみた。
Bank of Chinaよりはるかに親切にご指南を頂いたが、特に有利とも思えなかった。 幾つかの都市銀行からも情報を収集したが、2004年当時、銀行間のサービスはまだまだ横並びだった。 ならば、わざわざメインバンクから他の銀行に振替をして送金するより、ダイレクトに送金するほうが面倒がない。 利用しているメインバンクの支店は、自宅から遠い。そこで、自宅近くの別支店に行ってみた。 応対は丁寧ではある。だがあの頃くらいからか、金融筋はマネーロンダリングに相当気を使っており、言葉の端端に、私への警戒感が滲み出ていた。 自分の金を送るのに、こうも面倒臭いものなのか、と感じつつも、彼らも仕事だし、そもそもマネーロンダリングなどという犯罪をする輩がいかんのだ、と冷静さを保って、自分の証明を続けた。 後日談になるが、(少なくとも当時は)日本から中国には、天井なしに幾らでも送金できた。歓迎熱銭、であった。しかし今回帰国する際、中国から日本に送金しようとしたら、年間1万米$迄になっていた。これで相当苦労したのだが、この件、いずれ書くつもり。 ド短期アルバイト |
中国に送金をするにあたって、同じ銀行間なら、手数料も安いに違いない、とまず思いついた。
都内にある、中国銀行(Bank of China)に問い合わせてみた。 そこの職員、一応は敬語で応対してくれたが、何とも面倒臭げ。流石は国営の銀行である。どこの馬の骨ともしれぬ日本人の私等、客の内には入らぬらしい。 「当行から送金をしても、他行から送金をしても、手数料は変わりません。」 だから私(達)の仕事を増やしてくれるな、他をあたって。とゆーことらしい。 中華風味満点の接客ぶりである。 図書館で外国送金の本を調べてみると、郵便局からの送金手数料が、少なくとも当時は安いことが分かった。 精読せずに、さっそく最寄りの郵便局に行ってみた。 手数料は、確かに安かった。 しかし、円をいったん米ドルに替えなければならなかった。 米ドルになったお金を、中国で人民元に両替して使わなければならない。 その手数料を考えると、私のメインバンクから送金するほうが、安く済みそうだ。 だがそうする前に、外貨預金こうざがあった、Cバンクにも問い合わせてみることにした。 未経験 派遣 |
後は送金をするだけではある。
だが、一抹の不安があった。 中国で日本人が不動産をお値打ちに買うのは難しい。ぼられることはほぼ当たり前だし、悪くすれば黒社会につながる業者に大金を巻き上げられる事だってある。 中国人である妻に任せておけば安心だったが、中国人名義で買うほうが、手続きも容易でかなり安く手に入るそうだ。 日本人観光客が中国の市場で値切って安く買えた、と喜んでも、中国人でしかも地元民が値段交渉したらもっともっと安くなるお土地柄だから、妻の言うことは正しい。 しかし私は猜疑心がとても強い。 送金をして金を持ち逃げされたら、とか、せっかくマンションを買っても妻名義ならば離婚できなくなるなあ(-_-;)とか思いは巡る。 だが、人生、思い切るときは思い切るべき。 悪く考えてもまだまだ私の利用価値はあるはず。無事マンションを買って中国に渡ったら、一生働かなくても大丈夫。 最悪の事態を想定しつつも、そうなるのは天文学的に低い確率、と判断し、外国送金の手数料が安い金融機関を探し始める事とした。 急募 転職 |
程無くして、妻からFAXが返ってきた。
もうすでにめぼしいマンションを見つけていた、とのこと。手回しがイイ。家族や友人達に協力してもらい、人海戦術とコネの力で、”騙されないよう”良い物件を選んだようだ。 中国では、法や規則はあまり役に立たない。実感としては、全く役に立たない、と言いたいところだが、流石に無法社会というわけでもないので、前述の表記のとどめる。 中国では、家族や仲間をとても大切にする。 司法も行政も立法も民を守るためにあるとは言い難く、共産党の”番犬”であるため、民は自分と家族・仲間で生活を切り開いていかなければならないから、といえよう。 不動産屋にコネのある知り合いに紹介された物件は、130㎡で日本円に換算すると900万円。常に受付、保安員が数人常駐しており、ゲストハウスやフィットネスも備わる、高級、と言っていいマンションだった。 私は、そんなに贅沢しなくてもいいと思ったが、中国で腰を据えて暮らすのなら、それぐらいのところに住まないと(殺されるかも(x-x;)),とも考え直し、それに買いを入れた。 ド短期アルバイト |